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  • 2012.12.25 Tuesday
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スーパーよさこい2007

スーパーよさこい2007

 きのうはじっとしているだけでも汗が滝のように流れるような暑い一日だった。
 そんな中、原宿で催された「スーパーよさこい2007」に行った。ミュージカル体験塾生が何人か参加したからである。
 
 昨年は見るだけで特別写真も撮らなかったが、今年はカメラも持参して撮影した。広い地域の中にステージが点在しているので、移動の距離だけでもかなりのものがあるが、人出もものすごい人数なので移動するのに人の波をよけながらになる。

 昨年は知っている団体が出演するステージの場所を間違えて、その団体がステージ上で踊る姿を見損なってしまった。今年はそのようなことがないように、事前に時間とステージの場所を知らせてもらっていたが、それでも現地でのステージの表示がよくわからず1回目のステージの場所を間違えた。

 我々の団体の名前は「原宿元気連」という名前だったが、2回目のステージの場所に早めに移動して、出演者も確認して待っていた。他の団体がいくつか出演した後、いざその本番が始まるとなんとステージの前に、上手、中央、下手のそれぞれのポイントに旗ふりが立った。それだけではなく大きな看板を持つ人が二人上手側に立っていた。60人の踊り子が音楽に合わせて踊り始めると、舞台と観客の間に立つ旗ふりも、絶えず旗を振るので、せっかくカメラを構えて踊り子達を撮影しようとしても、絶えず降られる旗が邪魔になって、まともなカットは一コマも撮ることができなかった。

 つまりこの3人の旗降りと看板が60人の踊り子を殺してしまう結果になってしまった。ステージの高さがそれほど高くなかったので、ステージを見上げる観客からは旗ばかり目に入って、踊り子の方はろくに見えなかっただろうと思う。私も旗が画面に入らない隙を見てシャッターを押すようにしていたが
無駄な努力だった。とにかくステージ上の踊り子の姿に集中できないのだ。私のとなりで撮影していた人は、「原宿元気連」のステージでははじめからカメラを構えていなかった。

 表参道をパレードする場面では、歩道に観客が何重にも並んでいるので、私はその中に入らず、ビルの階段の踊り場からカメラを構えていた。しかしそこからはレンズを向けられるポイントが1箇所に限られるので、やはり満足のいく姿を捉えることはできなかった。

 結局「原宿元気連」に関しては、踊る姿の満足のゆく写真は1枚も撮れなかった。残ったのは最後に撮った記念写真だけ・・・・、ほんとうに暑さのこたえる一日だった。

 参考のために「原宿元気連」の写真と他の団体の写真を比較のために載せておきます。






ねむの木こども美術館に行ってきました

ねむの木学園こども美術館

 18日から20日まで、浜松と箱根に行ってきた。ささやかな夏休みだ。
 1日目は掛川にある「ねむの木学園こども美術館」に立ち寄った。ねむの木学園は、女優の宮城まり子さんが、障害を持つ子どもを受け入れる施設として創立したものだが、ここの敷地の一角に、今年春からこども美術館がオープンした。

 

 毎週日曜日の朝9時からNHK教育で「新日曜美術館」の番組で、この美術館を取り上げた。永年ストックした子ども達の作品の中から、新たに出来上がった美術館に展示する作品を、宮城まり子さんが選ぶ様子や、子ども達に絵を教える様子などが伝えられたが、それらの作品がとても見事だったので、機会があれば見に行きたいと思っていたのだ。

 掛川インターから約30分ほど山の中に入ったところに、ねむの木学園はあった。まわりはほとんど田んぼばかりのところである。
 こども美術館はそのデザインが個性的で、大きなドングリを思わせる外観をしている。館内は土曜日の午後ということもあり、多くの来館者でにぎわっていた。
 展示作品は、やはり期待を裏切るものではなく、とても優れた作品が数多く展示されていた。とても細かく描き込んだ作品もあり、その中の作品の解説には、1年半もその絵の製作に時間を費やしていたと書かれていたものもあった。

 ここに展示してある作品群は、これまでドイツやフランスなどで、何回も美術展を開いた実績があり、海外での評判もとても高い。
 残念ながら一番見たかった作品が展示されていなかったが、充分満足のできる時間を過ごす事ができた。

 今回もう一つの目的は、浜松の楽器博物館である。ここには先日お知らせしたハラダチエさんの作品が最近展示されたので、こちらも実物の作品を見て来た。世界中の様々な楽器を演奏する人々が、画面一杯に描かれており、とても楽しい気分にしてくれる作品だ。画面左下には、夫であるハラダタカシ氏とオンドマルトノもきっちり描かれている。
 楽器博物館は、浜松駅のすぐ前にある施設で、楽器の展示数は半端なものではない。1階と地下のフロアを全部展示スペースに当てており、地下のフロアでは、「ピアノの街浜松」の名に恥じない充実したピアノの展示があった。チェンバロを改良して音の強弱を表現することができるようにしたものがピアノの原型だが、その形や構造の変化を歴史の古い順で本物のピアノを見る事ができるので、とてもわかりやすい。
 一番興味深かったのは、天才ピアニストであったベートーベンが使用したものと同じピアノであった。まだ木だけで製作されていたので、現代のピアノとは音の響きが違う。しかしその楽器で多くの名曲を作曲し、本人自身も演奏会で演奏したものなので、そのピアノを目の前にして、感慨もひとしおだった。もしもベートーベンが現代のピアノの音を聞いたら、一体どんな驚きを見せるだろうか・・・

 宿泊した浜松のオークラアクトシティホテル浜松も素晴らしいホテルだった。45階建てのこのホテルの宿泊棟からながめる夜景はとても美しい。楽器博物館と隣接しており、建物の中からつながっている。ホテル内のインテリアや壁紙などのデザインはすべて音楽に関連のあるもので統一されており、エレベーターのドア内側や客室内等には、五線譜と音符が描かれている。また、扉の取っ手もト音記号のデザインだったりレストランの店名も音楽にちなんだものだった。このホテル全体が音楽関係で統一されていた。スタンダードのツインルームに宿泊したが、客室も広くとても落ち着いてくつろげる空間だった。



 二日目は箱根に移動して成川美術館などに行って、現代の作家による日本画の作品をたっぷりと堪能することができた。20周年記念ということで、所蔵作品を色紙に複製したものまでもらったので、いつもより少し得をしてしまった。

きょうは終戦記念日

終戦記念日


 きょう8月15日は、終戦記念日である。
 いまから62年前のきょう、日本は連合国に無条件降伏をして、長かった太平洋戦争が終わった。
 終戦を迎えた62年前の8月15日も今日のような猛烈な暑さの一日だったようだ。

 8月15日になると、毎年東宝映画「日本の一番長い日」を思い出す。自分自身は戦後の生まれなので
戦争やその後の食糧難の経験はない。しかし、幼い頃電車に乗ると、走行中の車内に義足、義手でアコーディオンを弾きながら乗客の間をゆっくりと歩いてゆく傷痍軍人の姿を思い出す。電車の中ばかりでなく、駅の階段の踊り場、ガード下などにござを敷いて、両手を前について頭を下げたままじっと通行人からの投げ銭を待つ傷痍軍人の姿が、ほんとうに今でも目の中に焼き付いており、とても恐かった思い出がある。二人一組で廻る人たちや、犬を一緒に座らせてござの上でじっと座る人までいろいろなスタイルがあった。港区芝白金三光町に母の実家があったので、渋谷駅から都バスに乗って三光町まで行った。夜になると東急東横デパートのあちらこちらに、傷痍軍人の姿があり、それらを母とよけながら歩いたものだ。
 さすがに小学校を卒業するころには傷痍軍人の姿はほとんど見られなくなったが、写真展等で上野に行くと、駅前の文化会館前で、つい最近までなつかしい傷痍軍人の衣装でかつてのスタイルのままアコーディオンをひきながら軍歌を歌い投げ銭を待つ人の姿を見る事ができた。

 一面の焼け野原で迎えた終戦から62年、現代では食糧難やもの不足などどこ吹く風の時代となった。かつて日本が戦争をしていたことすら、もはや身近なことがらではなく、昔の歴史の一ページにすぎない事件くらいにしか感じない人たちも珍しくなくなってきている。国の首相までが堂々と「憲法改正」を声高にうったえる時代である。しかし62年前の事実を考えれば、憲法改正などと言われること事態とても恐ろしい現象のように感じる。
 戦争の道を選ぶか、平和の道を選ぶか、それはすべて我々日本国民の意識に、その運命がかかっているだろうと思うのである。

 8月15日にNHKラジオが放送した天皇陛下の玉音放送がネットで見つかったので、その全文をここにコピーさせていただいた。
 ぜひお読みいただきたい。


終戦の詔勅(玉音放送)

 朕深ク 世界ノ大勢ト 帝國ノ現状トニ鑑ミ 非常ノ措置ヲ以テ 時局ヲ収拾セムト欲シ 茲ニ 忠良ナル爾臣民ニ告ク
 朕ハ 帝國政府ヲシテ 米英支蘇 四國ニ對シ 其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨 通告セシメタリ
  (syusen1.wav 258KB 33sec)

 抑々 帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ 萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ 皇祖皇宗ノ遣範ニシテ 朕ノ拳々措カサル所 曩ニ米英二國ニ宣戦セル所以モ亦 實ニ帝國ノ自存ト 東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ 他國ノ主權ヲ排シ 領土ヲ侵カス如キハ 固ヨリ朕カ志ニアラス
  (syusen2.wav 278KB 35.5sec)

 然ルニ 交戰巳ニ四歳ヲ閲シ 朕カ陸海将兵ノ勇戰 朕カ百僚有司ノ勵精 朕カ一億衆庶ノ奉公 各々最善ヲ盡セルニ拘ラス 戰局必スシモ好轉セス 世界ノ大勢亦我ニ利アラス
 加之 敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
  (syusen3.wav 352KB 45sec)

 而モ 尚 交戰ヲ繼續セムカ 終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ
 斯ノ如クムハ 朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ
 是レ 朕カ帝國政府ヲシテ 共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ
  (syusen4.wav 254KB 32.5sec)

 朕ハ 帝國ト共ニ 終始東亜ノ開放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ 遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス
 帝國臣民ニシテ 戰陣ニ死シ 職域ニ殉シ 非命ニ斃レタル者 及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ 五内為ニ裂ク
 且 戰傷ヲ負ヒ 災禍ヲ蒙リ 家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ 朕ノ深ク軫念スル所ナリ
  (syusen5.wav 297KB 38sec)

 惟フニ 今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ 固ヨリ尋常ニアラス
 爾臣民ノ衷情モ 朕善ク之ヲ知ル
 然レトモ朕ハ 時運ノ趨ク所 堪ヘ難キヲ堪ヘ 忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ萬世ノ為ニ 大平ヲ開カムト欲ス
  (syusen6.wav 206KB 26.3sec)

 朕ハ茲ニ 國體ヲ護持シ 得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ 常ニ爾臣民ト共ニ在リ
 若シ夫レ 情ノ激スル所 濫ニ事端ヲ滋クシ 或ハ同胞排儕 互ニ時局ヲ亂リ 為ニ 大道ヲ誤リ 信義ヲ世界ニ失フカ如キハ 朕最モ之ヲ戒ム
  (syusen7.wav 270KB 34.5sec)

 宣シク 擧國一家子孫相傳ヘ 確ク神州ノ不滅ヲ信シ 任重クシテ道遠キヲ念ヒ 總力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ 道義ヲ篤クシ 志操ヲ鞏クシ 誓テ國體ノ精華ヲ発揚シ 世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ
 爾臣民 其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ
  (syusen8.wav 258KB 33sec)

音声データ syusen.wav(全文)
2186 KB (4min40sec PCM-8kHz 8bit mono)
ひらがな、新漢字の文章 →
現代文訳 →
画像データ 御署名原本(天皇が署名した公文書) →
← 「開戦の臨時ニュース」へ
enjohji@geocities.co.jp

ハラダチエ展

ハラダ チエ展


 土曜日にハラダ チエさんの個展を見に行きました。
 私はいつも彼女の個展の記録を依頼されるので、今回は会場の写真を公開します。

 今回も個展の初日には、夫のオンドマルトノ奏者、ハラダ タカシ氏のミニライブがありました。絵の個展会場で聞くライブは、いい雰囲気で、初日に来場されたお客様は、チエさんの絵とタカシ氏のライブ演奏の両方が楽しめるので、常連のお客様は必ず初日のライブに時間を合わせて来られることも珍しくないようです。

 神保町にある文房堂ギャラリーは、個展の会場として丁度いい広さで、展示作品も見やすい会場でした。チエさんの個展は、回を重ねるごとに新たなジャンルの作品が増えていくのですが、今回初の展示になった巨大な「抱き枕」は、会場の展示作品のレイアウトの中で、いいアクセントになっていました。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会用ポスターの原画が中心になった展示でしたが、日本画や服飾に描かれた作品も数点展示されており、チエさんの多彩な才能を楽しむことができます。

 この展示は今週土曜日まで開かれているので、感心のある方は、ぜひ会場に足を運んでいただきたいと思います。

 なお、会場の所在地、地図等はこのブログにハラダチエのページをリンクしてあるので、そちらをご覧ください。

やっと梅雨が明けた・・・

ついに梅雨明け

 約1月半にわたった梅雨が、きょうやっと明けた。
 シーズン最初の頃は、空梅雨だろうと言われていたような気がするが、実際には結構な量の雨が降ったと思う。これで今年の夏の水不足の心配はいらないかもしれない。

 さて、今週月曜日にはミュージカル体験塾の前期分日程がすべて終了した。前期最終日の7月30日には、四谷区民ホールで、前期発表会が行われた。4月に始まった体験塾は、まずこの発表会を目標にして種々のカリキュラムが組まれている。9期の新人塾生は、多くの種類の稽古をしなければならないので、初めて体験することばかりだった人たちには、結構きびしいものがあっただろうと思う。
 9期新人以外の塾生にとっては、発表会も経験しているし、本番の舞台も経験しているので、要求される水準が高くなっているとはいえ、楽しい4カ月だったに違いない。毎週月曜日、塾の稽古が終わってからの一杯のために、きっちり稽古場に足を運ぶ方々も、きっと何人もいただろうと思う。

 一年間の撮影を振り返ると、この最初の4カ月に撮影した内容のものが一番印象的であることが多い。塾のメンバーも一新されて、新規加入をしてきた人たちの表情などが、後から振り返るととても良かったりする。いつも毎回の撮影を大事にしようと心掛けてシャッターを切るようにしているが、はたして今年の分はどのように前期分がまとまるだろうか・・・・。
 9期前期分も、8期後期のように、9月の後期が始まるまでに、DVDにまとめて製作しようと思っている。

 さて、きょうはもう一つお知らせがある。
 8月4日(土)から11日(土)までの1週間、千代田区神保町の文房堂ギャラリーで「ハラダ チエ展」が催される。
 ハラダ チエさんは、私の音楽家の友人ハラダ タカシ氏の妻で、日本画家でもあり、イラストレーターでもある。
 毎年ではないが、もう6回くらいは個展を開いている。以前は純日本画の作品が多かったが、雑誌や東京フィルハーモニーのポスターなどを手がける中で、イラストの作品も多くなっている。また、回を重ねるごとに、テーブルウェアや服飾、傘などにも独特の装飾を施すようになり、その表現領域は徐々に拡大している。
 体験塾の稽古場として利用している文京シビックの掲示板にも、ハラダ チエさんの描いた東京フィルの音楽会ポスターが掲示してあるので、ご存知の方もいるかもしれない。
 今回もまた、夫ハラダ タカシ氏のライブ演奏が、初日の16時と18時の2回開かれるので、お時間のとれる方は、ぜひ会場にいらして下さい。

 ハラダ チエ展 〜弾けぬなら描いてみよう 私生活〜
 会期 2007年8月4日(土)〜11日(土)  時間 10時から18時30分(最終日17時まで)
 会場 文房堂ギャラリー  http://www.bumpodo.co.jp/
 住所 〒101-0051 千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F
電話 03-3294-7200
 地下鉄神保町駅A7出口から徒歩3分
初日のみハラダタカシ氏のオンドマルトノ演奏とシャンソンのミニライブ(無料)あり
 http://mirabeau.cool.ne.jp/onde/ondes_menu.html

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