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  • 2012.12.25 Tuesday
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殺陣のけいこ

 先日、久しぶりにミュージカル体験塾の撮影をした。
 殺陣のけいこを撮影した。

 この写真のなかで、お天気お姉さんの橋詰さんを除いて、女性はみんな河童である。そして男性が人間。この場面は、たくさんの河童に襲われて、村の男達が闘うという場面なのだが、まだその動きをつけたばかりなので、指導の先生が一組づつばらばらに演じさせて、こまかくその動きを指導する。

 男達はみな木刀を持っている設定なので、闘いをいどむ河童のほうが強いはずなのに、どうしても腰がひけてしまう。そこを迫力が出るようにひとつひとつ直していくのだ。

 殺陣のシーンがなれているプロの演技者ならわけもなく演じてしまうのだろうが、体験塾の塾生は苦労していた。もしも相方が計算どおりの動きをしてくれないと、怪我人まで出してしまいかねないので、流れるように演技できるようになるまでには、ゆっくりと慎重に動きをあわせていかなければならない。

 ということで、今回は殺陣のシーンに苦戦する塾生の写真をご覧ください。



恋空

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 先日、また映画を見て来た。
 今回は携帯小説が原作の「恋空」である。

 前回一緒に映画を見た同じ友人と二人で、再び観に行ったわけだが、おじさん二人の客というのは、もしかしたらまわりのお客さんから「変態」のように思われるかもしれないなどと言いつつも、連休前の最終回の上映に入場した。

 さすがに観客数はまばらで、女性だけのグループやカップルが多かった。しかし我々のすぐ前の座席には、若い男同士4人連れの客もいたので、ちょっと安心・・・・

 作品の内容は、結末がかなり涙をさそうものだと聞いていたので、どれほどの悲しみが描かれているのだろうと思ったが、この日のお客さんの中には、すすり泣きの声がわかるようなことはなかった。

 高校一年から大学一年までの4年間の物語だったが、そのストーリーの展開にはドラマのためのドラマを感じさせるお決まりのパターンが含まれているような気がした。そのような設定は、ストーリー全体のある部分を強調するために用いられたものだと思うが、原作者の若さのせいか、やや内容が浅いような気がする。

 数年前、長澤まさみ主演の「世界の中心で愛を叫ぶ」という作品があったが、その作品とは逆にこの「恋空」では男性の方が死を迎える設定になっている。両法の作品とも同じ世代の若者の愛と死がテーマになっているので、つい比較してしまうが、作品の深みのようなものは、「世界の〜」の方が上だったように思える。

 しかし「恋空」も作者の気持ちが十分に伝わる作品に仕上がっており、その表現方法に若干稚拙な部分が感じられたとはいっても、とても心に滲みてくる作品であったことは間違いない。
 やはり観に行ってよかったと思える作品だった。

ALWAYS続・三丁目の夕日

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 きのうの夜、「ALWAYS続・三丁目の夕日」を見に行った。文化の日に封切りだったので、ほんとうは初日にみたかったのだが、きのうやっと時間が取れた。大変な混雑を予想していたが、着席券と前売り券を交換してくれるので、ゆっくりと座ってみることができた。
 これから行く予定の方も多いと思うので、簡単に感想を書かせてもらう。
 2年前の前作の続編で、前作は封切り前日にテレビ放映されたので、それを見て今回映画館に足を運んだ方も多いと思う。今回は昭和34年春から約1年間の設定で構成されている。とても丁寧な作り方をされている作品という印象は前作と変わらない。というよりも前作をはるかに凌ぐほどのできばえだと思う。当時の東京の街の雰囲気がそのままリアルに描かれていて感動する。
 私は昭和27年生まれなので、この映画に登場する鈴木オートの男の子とほぼ年齢が一緒ということになる。つまり鈴木オートの社長を演じる堤真一は、自分の父親の世代である。
 まず作品の冒頭には、東宝映画が世界に誇る大スターが登場してひと暴れしてくれる。この画面の迫力は最新の技術によりつくられているだけあって、当時の一連作品とは違う視点からリアルに作られているので、とても面白い。スタッフの発案でできたシーンとのことだが、このシーンを実現させるのに苦労もあったようだ。
 また、首都高速が出来る前の日本橋の風景、JRになる前の国鉄の特急こだま号、羽田国際空港などが当時の風景のまま再現されている。特急こだま号は本物の車両を使用し、東京駅のホームをセット組みしているので、ほんとうの東京駅で撮影されたような錯覚をおぼえる。羽田空港を離陸する日本航空のDC-6型プロペラ機も、まるで本物を使用して撮影しているように見えるので、当時の羽田空港を知る人は、やはりそのリアルさに驚かれると思う。
 この映画に出て来る特急には東京から京都まで乗車して、京都のいとこの家に夏休みのあいだ何日間か泊まったことがある。京都までは6時間かかったが、食堂車が連結されていたので、そこで食事をしたことや、冷房が強くてからだが冷えきってしまったことを思い出した。劇中事業に失敗した親戚の父親から、鈴木オートの家族がその娘を預かることになるが、預かった初日の夕食時に、その子のセリフに「なんで女中が一緒なの」と言うシーンがある。堀北真希が演じる六ちゃんを「女中」と間違えるのだが、このころは一般の家庭でもまだ女中さんがいる家も数多くあった。私が泊まった京都の親戚にも女中さんが住み込みで働いており、一つ違いのいとこと私は、その女中さんに植物園に連れて行ってもらったり、絵を描きに行ったり、遊び相手をしてくれた。田舎から単身出て来て住み込みでその家族の一員となって家事をする仕事なので、その雇い主の家からお嫁に出すという習わしのようなものがあったと思う。京都の家のその女中さん(お名前は忘れてしまった)も、京都の家から嫁いでいったそうだ。
 羽田空港にも映画と同じ時期に行ったことがある。プロペラの旅客機とジェット旅客機が入れ替わりつつある時期だったので、離陸していくジェット旅客機を見て「すごい」と思った。黒い排気ガスを噴射するように力強く離陸する姿は、とても迫力を感じるものだった。空港の周辺では、初代のトヨペットやダットサンのタクシー、オート三輪などが忙しく走り回っていた。
 劇中では、日野ルノー、ダットサン110、トヨペット、スバル360、ダイハツミゼットなどが多数出て来るが、軽自動車以外の国産乗用車は、一般家庭では高嶺の華だった。まだまだ故障も多く、アメリカ車などが数多く輸入されていた。黒塗りのトヨペットクラウンや日産セドリツクなどはタクシーや法人需要が主流だったと思う。ダットサン110や日野ルノーなどは小型のタクシーで活躍していた。初乗り料金もクラウン、セドリックに較べて10円くらいは安かった。
 都電や都バスも劇中の最初と最後のシーンでは、ボデイの塗装が変わっている。これも当時の時代考証により塗り分けて登場させたのだろうと思うが、クリーム色に赤のストライプの入る都電や都バスには乗る機会も多かったので、こんな細かい配慮も、観客の一人としてとても嬉しい。
 全体のストーリーはとても暖かく心にしみる内容なので、約2時間半の上映時間が短く感じるものだ。多数でてくるエピソードは、前作を見ていないとピンとこない部分もあると思うので、これを見に行く予定の人は、前作を予習しておいた方がいいと思う。
 ほんとうは100点満点の評価をしたいところだが、1点だけ減点するところがあった。それは茶川が「芥川賞」の最終選考に残り、受賞の発表の日に鈴木オートの茶の間で、ご近所の人たちや報道陣に囲まれて電話を待つシーンの中に、午後2時を示す掛け時計が、明らかに現代のクオーツだったことだ。なんと時計の秒針が1秒ごとに正確に運針するものだったので、古く使い込んだ「汚し」をかけていてもすぐにわかってしまう。この当時の一般家庭には、ゼンマイで動く振り子の掛け時計が一般的だった。秒針がついている掛け時計など普及していなかった。おそらく受賞者発表の2時が到来することを、よりリアルに表現するために挿入された画面だと思うが、こまかく時代考証されて作り込まれている映画の中で、とても残念な場面だった。
 しかしこの作品はぜひ映画館で見てほしい作品の一つとしておすすめできるので、ぜひ封切り期間中にご覧いただきたいと思う。
 

東京モーターショ−2007


 東京モーターショーに10数年ぶりに行った。開場15分くらい前にケート前に到着したが、すでにものすごい行列だった。みなチケットを持っている人の列だったので、会場内に入れるまでに20分くらいはかかった。
 まずニッサンのブースへ行ったが、案の定GT-Rの前はものすごい人垣だった。なにか解説をしているかと思ったが展示してあるだけで何もない。そのかわりその奥のブースにカットモデルが展示してあり、いままでのGT-Rとは根本から違うということをアピールしていた。特にギアミッションが後輪側についており、前後の重量バランスは良さそうである。あのような構造では、一般の民間修理工場では手がでないかもしれない。写真などで見るよりはコンパクトな印象だった。
 次に三菱に寄ってみたが、特に真新しいものもないようなので、続いてスバルへ行った。なんといっても新型インプレッサのWR仕様が参考出品されていたものが目立っていたが、はやくラリーへのデビューをして欲しいモデルだ。なにしろ他メーカーに水をあけられっ放して、ここのところ優勝の神様からは見放されている。新型を投入して、トップの成績を連発してほしいと思う。
 次にトヨタだが、ここで注目したのは次期ソアラ(レクサスブランドではSC430)と思われるモデルLF-Aがあった。5000ccのv10エンジンのようだが、展示車が走るときのエンジン音が流れており、その迫力ある走りが想像されるものだった。GT-RやフェアレディZとはだいぶ雰囲気の異なるデザインだったが、このままのスタイルで市販されるとは思えないので、まだ参考程度だと思われた。
 外国車もかなり展示されていたが、国産車と違い実車に乗り込めるものは少なく、遠目から眺めるばかりだ。その中で韓国のヒュンダイはデザインが美しく、その中の一台に乗ってみたが、質感も良かった。クルマは走ってなんぼのものなので、試乗してみなければそのクルマの完成度はわからないが、日本のメーカーは油断できないと思う。
 今回最も私が注目していたのはマツダのクルマである。その中でもロータリーエンジンでの水素仕様エンジンだ。これは既存のコンポーネントをほぼそのまま使用できることと、構造が簡単なのでコストの問題も少ない。しかも排気ガスは水しか排出しないので無害である。マツダはこのエンジンを1991年にモーターショーて゜発表しているのでもう間もなく完成品が販売されるだろうと思う。最初は官庁にリースという形で供給されるようだが、ガソリンと水素を両方供給できるスタンドが出来て行けば一般のドライバーでも所有することができるだろうと思う。ハイブリッド車と違い、大掛かりなバッテリーやモーターなど不要なので、私個人としては最も期待しているクルマなのだ。またロータリーエンジンの軽自動車もぜひマツダに発売してもらいたいと思っている。
 さて全体的には、考えていたよりも華やかさに欠けるショーだったように思う。クルマを取り巻く環境は厳しく、11月に入ってガソリンの大幅値上げがされたばかりでなく、若い人たちがクルマに感心を持たないという傾向があり、国内の販売はここ数年減少の一途をたどっている。現在は東京のモーターショーもAランクとされているが、次回の開催からは中国のモーターショーが日本にかわりAランクとなるような気配である。人口が日本の6倍もあるのだから、かなり市場としてはこれからの伸びが期待できる。日本の市場でクルマの販売を伸ばすには、ワーキングプアと言われる若年層の労働者にもっと安定した職場と高い賃金を支払うことが一番市場を活気づかせる近道だと思うがどうだろうか・・・・。
 
 

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