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  • 2012.12.25 Tuesday
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恒例の年末一泊旅行

JUGEMテーマ:旅行

 
 今年も例年のように、先日一泊で伊豆の伊東温泉に行った。毎年年末の御用納めが終わると、一年間の締めくくりとして一泊で出かけるのが、ここ10年来のイベントになっている。
 いつもなら箱根仙石原のハイランドホテルに一泊するところだが、今年は宿泊料金が昨年よりも1万円ほど値上げされてしまったので、別の場所にしてみた。
 伊東温泉は、私が幼少の頃から高校を卒業するくらいまで、毎年夏になると海水浴に家族で行くのが、毎年の恒例行事だった。
 数年前に、職場の友人と5月の連休のときに、かつて毎年家族で宿泊していた伊東温泉の光風閣という宿に宿泊したが、家族で宿泊していた頃の輝きはすでに消えており、とてもがっかりした思い出がある。そこで今回ははじめて小涌園に宿泊した。

 一日目は東名高速を秦野中井まで行き、そこから海沿いの道を熱海経由で伊東まで走った。熱海の戸田幸四郎絵本美術館に立ち寄り、そこで昼食も一緒に済ませたが、はじめて訪れたこの美術館はとても内容が良かった。戸田デザイン研究室から出版される絵本は、どれもデザインが優れており、こどもがなにかを絵本を通して知りたいという欲求に見事に応えてくれるような作品ばかりだった。館内は作者の原画が展示されており、実際に出版された絵本が一緒に並べられている。また、DVDで絵本作品を紹介するコーナーや、ミュージアムショップでオリジナルのグッズなども販売されており、熱海の別荘地の一角に建てられている小さな美術館だが、内容はとても充実しているものだった。そしてこのすぐ近くにホテルも経営しているので、景観の素晴らしい場所でのんびりと宿泊もできるようだ。

 さらに海沿いの道を進み、3時半ごろ宿に着いた。チェックインを済ませて夕食の時間を決める段で、もうすでに5時か7時半しか枠が空いていないと言われた。仕方なく7時半で予約し、部屋で一休みしてから伊東温泉街をぶらぶらと歩きながら伊東駅まで行ってみた。夕方の時間帯であるにもかかわらず、あまり人通りはなく、活気がない。シャッターを閉めている店も多かった。さすがに伊東駅前の周辺まで来ると、商店にも活気があり、それなりの人通りがあるが、6時前なのにすでに夜遅くの時間のような錯覚をしてしまうようだった。小さい頃の伊東駅前の商店街は、干物店がずらりと並び、どこの店も繁盛していた印象だが、現在では和菓子店や土産物店が増えており、それ以外の店は、一杯飲み屋とパチンコ店、生活雑貨の商店という感じだ。
 和菓子店の一つに入り、夜のデザートとしてプリンと温泉饅頭を買った。和菓子店はどの店も個性のあるその店独自の商品を売っているようで、かつては一軒か二軒しかなかった頃とは、だいぶ様相が違っていた。

 さて、宿に戻り風呂に入ってから、ようやく夕食である。和食のメニューだったが、味も料理の数も満足のいくものだった。お刺身などは新鮮で、さすがに海の近くの温泉だけのことはあるものだ。
 部屋は和洋室を選んだが、この部屋がとても広く、和室に友人、ベツドの洋室に私がそれぞれ寝ることにして、とても快適な一夜を過ごす事が出来た。

 しかし朝食はバイキング形式で、宿泊客が混雑する中、なんだかせかされながら食べる状態だったので、一通りのものは食べたのだが味も素っ気もないものになった。

 リゾートホテルと一番違うところは、意外にもこんなところにやすらぎを感じられるかどうかの差があるのかもしれない。朝もゆっくりと起きて広くのびのびとした場所で静かに朝食が食べられるというのは、日常生活の中ではなかなか実現できるものではないだろうと思う。仙石原のハイランドホテルは、この朝食の時間帯が圧倒的に快適で、はじめて宿泊したときから気に入ってしまい、それから毎年泊まるようになった。普通の旅館とリゾートホテルの違いは、そこから提供される時間の質に差があるのだ。ほんのちょっとした差のように思えるが、そこで過ごす時間の充実感や満足感には大きな差が感じられてしまう。
 ただ宿泊料金を考えると、このような我がままな要求はちょっと無理かなという気もする・・・・。

 帰路は伊豆スカイラインから箱根に出て、いつものように成川美術館で、日本画の大作を楽しんで、山中湖経由で帰って来た。
 往路の海側の道がかなり混雑していて、現地に到着するまでに時間を食ってしまった意外、特別渋滞しているところもなく、スムースな行程だった。
 
 

Spotlightのステージ



 今夜は大田区民プラザで開かれた、BREATH Performing Artsの第1回ダンス発表会に行ってきた。
 ダンス発表会といっても、ミュージカル仕立てで構成され、その内容はクラッシックバレエ、ジャズダンス等のステージの他に、ハワイアンソングやJAZZのボーカルなどがうまく組み合わされた、とても規模の大きな舞台だった。夕方6時30分から始まり、8時45分の終演までたっぷりと充実した内容のダンスを堪能することができた。

 もともと私の妹がモダンバレー、いとこがクラッシックバレーを習っていて、子どものころからバレーの発表会にはとても親しんでいた。また、その妹のバレー教室も、私が大学4年間は、発表会の写真をまかされていた。その後もバレーの舞台からは縁が切れることなく、いろいろなところで舞台の写真を撮影している。

 はじめて東京都美術館で毎年6月に開催される公募写真展「視点」展に私の写真が入選したときも、舞踊家の上等久子さんを撮影した作品だった。もう20年ほど前のことだが、はじめての入選であるにもかかわらず、写真評論家からも「写真の構成が良い」との評価をいただいたときはとても嬉しかった思い出がある。

 撮影のやりやすさから言うと、クラッシックバレー、ジャズダンス、モダンバレーの順に技術的な難易度が大きくなっていく。クラツシックバレーもジャズダンスも、比較的決まりのポーズを捕らえやすいが、モダンバレーはその動きを予想しづらいだけでなく照明も難しい傾向があるように思う。今はカメラの中にスポットメーターが内蔵されており、かなり正確に露光を計ることができるが、私が舞台写真を撮影し始めたばかりの頃は、外付けの露出計でスポットメーターなど高嶺の華だった。モダンバレーの舞台は適正露出を得る事も、シャッターチャンスを捕らえることも両方難かしかったのだ。

 きようの舞台は純粋に観客の一人として観ていたので気楽なものだったが、前から2番目のセンターの客席から、舞台を撮影している写真スタッフがおり、その姿を4列ほど後ろから見ていて、えらく大変そうに思えた。おそらくダンサーのアップを担当している写真スタッフだったのだろうが、露出とピントを素早く合わせなければならないばかりでなく、その表情もきっちり撮らないと写真として見せられないことになるので、よほどの腕利きカメラマンでなければ勤まらないだろうと思った。

 きょうのダンス発表会は、いままで観た事がないバラエティーに富んだ構成で見せてくれた作品だったので、ほんとうに大満足の夜になった。
 この舞台に出演した橋詰さん・・・・ほんとうにお疲れさまでした。
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さようなら新宿コマ劇場



 きのうで新宿コマ劇場が52年間の歴史に幕を降ろした。
 私はその最終公演にあたる、「愛と青春の宝塚」の舞台を、千秋楽1日前の21日日曜日に観て来た。じつは新宿コマ劇場の公演を観るのは、これが初めてだったので最初で最後の公演ということになる。
 よく新宿には映画を観に行くが、コマ劇場は横目で見るだけだった。いつもそこにあるのが当たり前だったので、素通りばかりしていた。
 10年ほど前に劇団ふるさときゃらばんが、コマ劇場内のシアターAPPLEでサラリーマンミユージカルを上演することになり、はじめてコマ劇場の建物の中に入った。一般のお客様が入る正面入り口からではなく、裏手の楽屋口から中に入った。中は暗くて迷路のように通路が続き、衣装部や床山さんの部屋などがあり、APPLEの舞台裏までたどりつくまでに、どのような経路で入ったのかはよくわからなかった。
 ミュージカルの舞台稽古が始まって間もなく、私は頭痛がひどくなり、会議室のような部屋の椅子のうえで、ひとり横になって休んでいた。すると大ホールで公演中の細川たかしショーの歌音が聞こえて、一曲が終わると今度は会議室の外の歌舞伎町の風俗店からの呼び込みの声やら雑踏の音が聞こえてくる。そしてしばらくすると又、細川たかしの歌声が大ホールから聞こえてくるのだ。頭痛で休んでいる間中その繰り返しだった思い出がある。
 また、この建物の中には飲食店があったり、カメラ店があったりした。ふるさときゃらばんの音響を担当していた犬飼さんという人が、毎日シアターAPPLEに通ううちに、このカメラ店のご主人と親しくなり、ライカレンズの描写力が国産のレンズに較べていかに優れているかという話しをたくさん聞かせてくれたと言っていた。そのカメラ店もまだ営業していたが、以前とは違いショーウインドに飾られているのは雑貨用品や服飾用品で、カメラは一台も置いていなかった。たぶんそのご主人は亡くなってしまい、店の名前だけが残っているようだった。
 さて、今回の大ホールでの公演だが、元宝塚のトップスターが多数出演しており、とても素晴らしい作品だった。ダブルキャストで上演されていて、私が観たのは紫吹淳と星奈優里の組の方だった。昭和14年から20年の終戦までの時代の中で、戦争中の宝塚歌劇団の苦悩の歴史が織り込まれたミュージカル作品である。脚本は大石静、演出は鈴木裕美で、かつてフジテレビで放映されたテレビドラマを舞台化したものだそうだ。
 歌もダンスも物語の内容も文句なく楽しめるものだった。
 ただ、定番の歌謡ショーではなかったので、コマ劇場の最大の見せ場である円形のステージを生かした構成ではなかった。そこで終演後、メインの出演者によるダンスショーを披露してくれて、三重にせり出してくる独特のステージを見せてくれた。またトークショーも特別に最後の30分ほど付け加えてくれた公演だったので、午後4時からはじまった公演の終了は、夜8時をまわっていた。大満足の最終公演だった。
 この作品は新宿コマ劇場ではもう観ることはできないが、これから全国の主要会場で巡業するとのことだった。
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ハッピーフライト

JUGEMテーマ:趣味


 2008年もいよいよ終盤にさしかかっているが、先月15日から封切られていた映画「ハッピーフライト」を最終日1日前の18日に観に行った。「スイングガールズ」、「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督の作品だったので、とても期待していたが、ほんとうに期待を裏切らない面白い作品だった。
 全日空の全面協力を得て撮影されただけあり、一機の定期国際線旅客機を飛ばすまでの臨場感あふれる内容は、ユーモアたっぷりで登場する地上スタッフの苦労が、実に生き生きと描かれていた。
 我々一般乗客には、定期便が空港を離陸するまでの、ほんの一部分の上っ面しか目にすることができないが、この映画はきめ細かく地上勤務で安全運行を支えるスタッフが描かれている作品だった。
 ストーリーは、羽田空港からハワイホノルルまで出発する定期旅客便が、定刻通り離陸したものの、ある意外な事故のために途中から飛行不能になり、やむなく羽田に戻るというものだが、すぐれた台本のために、全く退屈することなくラストシーンをむかえてしまった。
 ネット上でこの映画の感想がいくつも掲載されており、こんな飛行機には乗りたくないなどという批評もあったが、現実に数々ある何年分かのエピソードを、この映画一本のためにうまく凝縮していると思われる台本のため、娯楽映画としては傑作の一本であるというのが、私の感想だ。
 笑わせる場面と、スリリングで緊張感あふれる場面をうまく組み合わせて、とてもまとまりのいいストーリー展開にまとめてあると思った。
 ということで、この作品もまた、DVDとして発売されるのが待ち遠しい一本になった。ただたまに傷なのは、封画作品のDVDはみな価格が高いというところだ。せめてあと千円安くしてくれたら、ぐんと買いやすくなるのに、そこが残念・・・・。

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