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  • 2012.12.25 Tuesday
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感染列島

JUGEMテーマ:日記・一般


 きのう、ミュージカル体験塾の撮影を始めたばかりの時に購入したHDDドライブ(ラシージャパン)の具合が悪くなったため、修理に出したが、そのついでに今上映中の映画「感染列島」を観て来た。
 予告編では何回か観ていたので、そのテーマに惹かれて観ようと思っていた作品だった。

 ストーリーは、映画の前半ではフィリピンの山奥で発生した鳥インフルエンザがヒトに感染し、それがヒトからヒトに感染するように変異して日本にも発生したものという前提で進んでいくのだが、実は鳥インフルエンザとは別の、全く未知のウィルスによる感染症であることが判明する。
 最終的には、日本人の3000万人が感染して、その感染者の4割にあたる1200万人が死亡してしまうというのだが、ウィルス分離に成功してから半年後に、ワクチンが完成して沈静化に向かうというものだった。

 主演は妻夫木聡、檀れい、その他豪華キャストによるもので、最初の感染者の発見から猛烈な勢いで感染が広がって行く恐怖を、ドキュメンタリータッチで描いていく。
 救命救急医の妻夫木とWHOメデイカルオフィサーの檀れいの活躍が中心となっているが、それぞれの場面設定がリアルで、もしもこの先日本で、新型インフルエンザが発生したら、どのようなことになるかという姿を、見事にシュミレーションした作品だった。
 実際にこのような状況が、首都東京で起こったら、この映画以上に大混乱が発生するだろうという予測は十分に考えられるが、一番恐ろしいのがパニック状態になってゆく住民の姿で、スーパーマーケットでの食料品の奪い合い、放火、襲撃、クルマでの一斉避難による混乱等、感染そのものよりもそちらの状況の方が恐ろしさを感じた。

 ウィルスによる感染は、人の目に見えない敵からの攻撃であるので、確かに恐怖心をあおる存在ではあるが、それらの感染を防ぐ手段として基本的なこと、手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみを避ける、室内の加湿等をしっかりとしていれば、感染を防ぐことができるはずである。
 むやみに不確実な情報に振り回されてパニツク状態に陥る方が、感染よりも数倍危険で恐ろしいことだと、この映画を通して改めて考えさせられた。

 やや非現実的な場面やストーリー展開も感じられた作品だったが、時間が取れそうな人はぜひ映画館に足を運んでいただきたい作品だ。

スパンコライブ



 このところとても寒い日が続いているが、昨日は特別風も冷たくて、寒さがこたえる一日だった。
 そんな寒い日の夜、恵比寿「天窓switch」というライブハウスで、久しぶりにスパンコのライブを聞いてきた。

 ここのライブハウスは、恵比寿ガーデンプレイスから5分ほど歩いたところにあり、ATOビルの地下一階がライブハウスになっている。キャパは150ほどで、生の演奏と歌を聞くにはちょうどいい広さだ。

 出演は、スパンコ、もみやまさつき、広野の3人で、第一部のステージは、もみやまさつき、広野、スパンコの順でそれぞれピアノの弾き語りだった。
 第二部では、スパンコがアコーディオンでの弾き語り、それに広野ともみやまが加わっての演奏だった。

 きのうはもみやまさつきと広野は、二人とも体調が絶不調だったこともあるかもしれないが、スパンコのピアノとアコーディオンの弾き語りが、群を抜いて素晴らしかった。ピアノの音色など、3人とも同じピアノを弾いているにも拘らず、スパンコの演奏するピアノの音色だけは、まるで別の楽器を弾いているような錯覚さえ憶えるほど美しい音色で、その演奏技術の高さがはっきりとわかるものだった。
 繊細でありながらダイナミック、スケール感がありながら一音一音が鮮明に聞こえ、キレがありながら優しい音色である。

 以前、ある公共施設の音楽室で、ピアノを弾くスパンコを撮影したことがある。演奏をしているところを撮影する訳ではなく、ピアノを脇役としてスパンコのポートレートを撮影したのだ。その時にスパンコがピアノを弾きながら「私はピアノの前に座ると一日中でも退屈しないでピアノを弾いていられる」と言っていたが、正にピアノの申し子ともいえるような演奏だった。

 今回は3人がはじめて組んでライブを聞かせてくれたが、これからもこの3人が組んでライブをしていきたいとのことだったので、次回はもみやまさつきと広野も、体調万全での演奏を期待したいと思う。

通し稽古

JUGEMテーマ:日記・一般


 2009年最初のミュージカル体験塾の稽古が行われた。
 3月15日の千秋楽公演に向けての通し稽古である。

 いままでは部分的な場面の稽古ばかり見ていたので、今回はじめて全編を通したことで全体の流れや、一幕と二幕で大体の上演時間もつかむ事ができた。

 昨年、この物語の原型になったホープランドを観たが、それよりも出演者がずっと多くて、歌やダンスシーンも増やしており、完成するとミュージカル作品としてとても楽しむことができる内容になっている。

 はじめて出演者全員が顔を揃えての稽古だったので、動きが止まってしまったり、位置がまとまらなかったりしたが、これから本番の舞台までに、完成度を高めていって、10年間の集大成としてのステージに仕上げてほしいと思った。
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電気とディーゼル

JUGEMテーマ:趣味


 2009年も年が明けて一週間が過ぎた。
 今年の私の年始は、低空飛行で始まった。例年お正月は必ずといっていいほど風邪ぎみで、体調が悪い。結局どこにも出かけることなく、自宅でおとなしくしていた。

 そんなとき、友人から電話があった。彼もまた持病があるため正月中は体調不良で、自宅でひたすら休養していたとのことだった。

 昨年アメリカで、リーマンブラザースの経営破綻が引き金となり、不況が世界を支配し始めた。日本のクルマ業界も例外ではなく、前年の販売実績を3割も落としている。
 ところが、その友人によると富士重工だけは他メーカーとは違い、実績は変わらないという。特にヨーロッパ市場では、ディーゼルエンジンが超人気でボディの生産が追いつかない状況であり、国内でも販売計画台数を割り込んでいる状態ではないようだ。
 もともとそれほど台数を多く販売している会社ではないので、不況の影響を大きく受けてはいないという。また、クルマだけ生産している会社ではないので、航空機部門等の生産技術やメンテナンスなどで充分な利益を確保できる。クルマだけのメーカーに較べると、そのような点で有利であるという。
 人間だけでなく、企業もマルチの才能にピンチを救われるのは変わらないようだ。

 さて、今年は秋口にいよいよ電気自動車が発売されるようだ。軽自動車のボディで富士重工は「ステラ」、ミツビシは「アイ」にそのユニツトを積んで試作を重ねている。一番のポイントは搭載されるバッテリーの性能と生産コストだといわれている。以前ステラの試作車は、一台一千万円するということを聞いていたが、実際に販売する段階では300万円前後になるようで、一台につき国からの補助金が50万円出るのとして、実質的には250万円の販売価格となる。東京都ではこれに取得税と自動車税を5年間に渡り免除する制度を実施するので、一般のガソリンエンジンの軽自動車を購入するよりも少しは有利な条件にするようだ。しかし250万円もする軽自動車はないので、問題は維持費での勝負になる。
 今のところ一回の充電で80キロ走行できるという。その充電一回にかかる電気代は5円である。この点がガソリンエンジン車と圧倒的に違う点だ。郵便配達車、宅配用自動車、個人商店の配達用自動車など、毎日短距離で使用する用途の自動車としては、これほど有利なクルマは他に無い。しかも排気ガスも出さない。おそらく秋に発売されるときは、一回の充電でもうすこし走行できるように改善されるだろうと思うが、走るコストが圧倒的に安い点が、他の追随を許さない。

 一方ディーゼルエンジン車も排気ガスがクリーンになり、ターボを付けることで走る性能はガソリン車を凌ぐほどの水準になっているが、軽油燃料の価格は以前に較べてガソリンの販売価格とそれほどの差は無くなっている。以前はレギュラーガソリンと軽油の販売価格は20円から30円くらいあったので、トータルの走行コストは、燃費の良いディーゼルエンジン車の方がガソリンエンジン車の半分くらいになる計算だったが、その差額が小さくなっている現在では、その有利性が薄れている。しかも車両本体の価格が、同じ排気量のモデルよりも軽油仕様の方が2割くらい高いので、その差額のもとを取れるまで何年もかかってしまう。結局それほどのメリットが無いことになる。

 結論は、やはりこれからは電気自動車の時代なのかもしれないということになった。今はまだ軽自動車ベースのクルマが市販されるだけだが、普通車のボディでも研究開発が進められているので、数年後にはもっと多彩な車種が市販されると予想される。また、一旦販売が開始され、そのメリットが注目されるようになれば販売台数も伸び、同時に販売価格も下がるようになる。こうなれば軽自動車の市場が電気に置き換わる時代も目に見えてくるというものだ。
 今年の秋以降の、電気自動車の動向が楽しみな一年になりそうだと友人との電話で話しをした次第である。

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