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ボンドの味
- 2009.07.30 Thursday
- 健康
- 15:06
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- by loft98
JUGEMテーマ:日記・一般
最近体調が思わしくなかったので、いつも診てもらっている病院で検査をすることになった。検査室に入ると検査技師の人から、胃カメラのようなものを使って検査をするので、咽の痛みを和らげる薬を使いますと言われた。
検査服に着替えて、ベッドに仰向けに寝て、口を開ける。検査技師がチューブのような容器から麻酔薬を口の中に流し込む。
ここで口の中に薬を含んだまま10分ほどそのままでいるように言われたようだったが、そこの部分を良く聞き取れなかったため5分くらいは、そのまま口の中に含んで我慢していたが、そのまま飲み込んでしまった。
この薬は飲み込んでも「毒ではない」と言われていたが、飲み込んでみるととてもまずくてドロドロしており、まるで床の工事をする時に使うボンドのような味がした。もちろんそんなものは飲んだことはないが、イメージとして床材を貼付けるボンドのような感じがしたのだ。
10分ほどして検査技師が部屋に戻って来て、どうですかと聞くので「飲み込んでしまった」と言った。するとやはり口の中に含んでおいて、10分ほどで効き目が出るので、そうしたら吐き出せば良いとのことだった。
結局もう一度追加の薬を口の中に含まされ、「あと8分このままにしておいて下さい」と言われてしまった。
なんだかんだで口の中に含んでいるだけでも気持ちの悪いボンドを、合計18分も味わされることになってしまった。追加分は8分後無事に吐き出し、口腔内にシビレを感じながら、検査の順番が来るのを待っていた。
ようやく検査の順番が自分にまわってきて、いつもの主治医の先生が検査をしてくれたが、最初はカメラを飲まず身体の外側からセンサーを押し当てて検査が始まった。
約20〜30分ほど身体の外側からモニター画面を見ながらデータをとっていたが、検査は結果的にそこで終了になった。理由は特に異常がみられないということで、カメラを飲んで身体の内部から検査をするまでもないという診断だった。
体調がすぐれない感じが続いているのは「たぶん夏バテかなにかでしょう・・・・」ということでこの検査はすべて終了となって、結果としては良かったわけだが、あの咽の麻酔用の「ボンド」を二人分も味わってしまったのはいただけなかった。
実は胃カメラと言われて、「釣りバカ日誌」のワンシーンで、ハマチャンが検査のために胃カメラを飲む事になり、あまりの恐怖のためにミチ子さんに検査に付いて来てもらい、検査を待つ待合室で検査中の人の悲鳴を聞き、
その恐怖が頂点になるというシーンを思い出していた。検査が終わってヨレヨレになり、検査室から出て来る俳優の演技があまりにもおかしくて、このシーンを撮影する時に西田敏行が大笑いしてしまい、何度もNGを出したとのことだったが、その後のハマチャンが検査を受けるシーンでも、大騒ぎをするといういつものパターンとなる。果たして自分がそのカメラを飲む時は、どんな感じがするだろうと思っていた。今回はその手前の麻酔薬までで終わったが、検査技師によるとカメラが咽を通るときは結構痛いというような話しだった。
とりあえずカメラを飲む事もなく検査が終わったのでヤレヤレというところだ。
さて病院から帰るとき、駐車場にニューレガシィのワゴンが駐車してあった。このクルマが発表されて、ショールーム以外の場所で見かけるのは初めてだったが、すぐにニューレガシィだとわかった。
かなり従来のモデルと較べて大きなボディになったと改めて思ったが、フロントグリルのデザインはあまり良いとは思えない。私が乗っているフォレスターのフロントグリルのデザインも同じようなデザインだが、決して気に入るものではない。両車とも共通して感じるのは、オプションで用意されているメッシュのみのフロントグリルの方がシンプルだが全体が引き締まるものなので、これが標準で付いていればいいのにと、いつも思うのだ。オフブラックのメッシュの真ん中にスバルの5連星マークがあるフロントグリルはスポーティでありながらボディ全体のデザインを引き立てるものだと思うので、この一点はとても残念なマイナス点だと個人的には思っている。
ニューレガシィに試乗
- 2009.07.20 Monday
- クルマ
- 19:50
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- by loft98
今日、愛車の半年点検のためにスバルディーラーに行ったので、待ち時間の間を利用してニューレガシィに試乗した。
試乗した車種は、レガシィB4 2.5iリニアトロニツクとアウトバツク3.6の2台である。
まず最初にB4に試乗した。リニアトロニックという名称のCVTモデルの仕上がりがどんなものかとても興味があった。これまでトヨタのヴィッツのCVTモデルは運転したことがあったが、従来のトルクコンバーターATと比較して、その運転感覚はとても違和感のあるものだった。発進と停止、加速時のいかなる時もその仕上がりには完成度が感じられず、あまり気持ちのよいものではなかった。妹が所有しているクルマだったのでほんの3〜4回程度運転したにすぎないが、なじめるものではなかった。
スバルのB4は、CVTにチェーンを使用して、従来のものよりもよりダイレクト感を出し、同時にパワーロスも極力減少させたものに仕上げたとのことだったが、実際に運転してみると、トヨタヴィッツとは全く別もので、とても運転していて違和感もなく気持ちのよいものだった。レガシィは主にアメリカ市場を重視するようにサイズアップをしてしまったため、そのボディは旧モデルと較べてかなりボリュームがあるものに変身してしまったという評判であったが、実車ではそれほどのサイズアップを感じることなく運転することができた。
また、自然給気の2.5リッターエンジンとCVTの組み合わせでは、パワー不足ではないかという懸念があったが、そのようなこともなく充分なパワーを感じられるものだった。
試乗したモデルのグレードは2.5i Sパッケージで、価格は2,677,500円である。黒を基調とした内装だが、インパネセンターのエアコンやカーナビを囲むパネルが、アルミ風のもので、一応ヘアライン仕上げ風になっているが質感はやや安っぽい。シフトレバーを囲むパネルは本物のアルミ素材を使用しているので、ここはすべて本物を使用すべきだろうと思う。
また、純正のマッキントッシュオーディオをオプションで選択すると、このアルミ風パネルはオーディオと色調が揃えられた黒のアルミパネル使用となる。これを装着するとグッと全体が引き締まり、安っぽさは感じられなくなるが、HDDナビとセットオプションになるためかその価格は3,349,500円にもなってしまう。しかも2.5iのグレードには、このオプションは設定すら無いので、ターボモデルでもないのにかなりの高価格モデルになってしまう。
ちなみに2.5i Lパッケージモデルに、このマッキントッシュオーディオのオプションを付けると、価格は3,192,000円となり、Sパッケージよりも若干安くなる。
ここはシルバー塗装のアルミ風パネルはやめてもらって、すべて黒のアルミ素材で統一してもらいたいものだと思う。
もう一つ気になった点はロードノイスである。少なくともスバルの上位モデルであるので、路面からのロードノイズはもう少し減少させてほしいと思った。ゴーッというロードノイズが侵入してくる室内では、静かなエンジン音と高価なオーディオシステムを装着しても台無しということになりかねない。また、若干であるがリニアトロニックの構造上から生じる独特の金属音が気になるところもあった。
しかし運転していてダルな感じは少しも感じられず、とてもダイレクト感のあるキビキビとした運転が楽しめるクルマに仕上がっていたので、その完成度はとても高いレベルであったと思う。
そしてもう一台、アウトバック3.6リッターモデルにも試乗した。こちらは水平対向6気筒エンジンの最上級グレードで、ほぼフル装備の仕様だったが、意外にもその運転感覚は良好な印象ではなかった。
友人がレガシィの3リッターモデル乗っており、それを運転した時に感じた爽快感と高級感は、この新しいアウトバックのなかには感じる事ができなかった。600ccも排気量がアップしているにも拘らずトルク感が薄く、また乗り心地もゆったり感を味わえるほどではなかった。素のグレードでも価格が3,465,000円であり、フル装備ともなれば4,000,000円を超える価格になる高級モデルになる。少なくとも今日試乗した限りでは、このモデルに400万円を超す金を払う価値は感じる事ができなかった。
CVTモデルの仕上がりがとても良かったので、それと比較するかたちになったが、2.5リッターの4気筒の方が価格以上の値打ちがあるものと思わされる試乗になった。
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