一定期間更新がないため広告を表示しています
驚きのデジタル一眼
- 2009.08.10 Monday
- カメラ&写真
- 22:36
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by loft98
JUGEMテーマ:写真
土曜日に横浜の友人宅へ行った。
近々友人がアフリカに旅行するということもあり、昼過ぎから横浜ヨドバシカメラに行った。目的は一脚を購入しようということで、三脚と一脚が置いてある売り場に行き、あれこれと物色して欲しい製品候補を二つに絞ったところで即決せずに、別の店に場所を移した。
ティータイムに入った店でカメラの製品カタログをペラペラとめくっていると、ニコンD5000のページが出て来たので、最近のデジタル一眼レフカメラは動画機能も付いていることが話題になった。友人は前回の海外旅行でビデオカメラを携帯して行ったが、動画の撮影機能が調子悪く、スチール写真をそのカメラで撮影してきていた。本末転倒の使用方法になってしまったので、今回はスチールカメラのしっかりした製品があれば、それを購入してアフリカに行きたいとのことだった。予算は10万円以内を考えているとのことだったので、早速ヨドバシカメラの店頭で、動画機能がついたニコンのカメラボディを見ることにした。
店頭でD5000とD90の両方を比較しながらシャッターを切ってみたが、予算が10万円ではレンズを含めると満足のいくものが買えないと悩んでいると、すぐ脇にパナソニックのルミクスGH-1が置いてあるのに気がついた。そこには動画機能が8GBのカードで連続1時間と書いてある。しかもレンズ交換式で約1200万画素の性能を持っている。気になったので手に取り、シャッターを切ってみた。とても良い感触で、違和感もない。重量も軽く全体的にコンパクトにまとまっていた。
友人にも持たせて使い勝手を聞くと悪くないと言う。店員に詳しくその製品について聞いてみると、動画機能を充実させて開発された製品であるとのことで、32GBのカードを使用すると動画が4時間連続で撮影出来るという。ただしカメラ本体に入っているバッテリーが最大2時間までしかもたないので、実際には連続4時間の動画撮影は無理だが、AVCHDの動画が連続2時間も撮影できる性能があるというだけで驚きだった。ボデイ背面には大型の液晶画面があるだけでなく、ファインダーも視野率100パーセントの明るいものが付いている。カメラの基本性能は申し分ない。
純正のレンズは14-140ミリの手ブレ防止機能の付いたズームレンズが用意されており、AF機能も極めて静粛で素早いピント合わせが可能であった。この機能はスチール撮影時でも、動画撮影時でも同じである。
一方のニコンは、動画撮影機能はあくまでもオマケの機能であり、連続撮影機能は5分間で、しかもレンズのAF機能は働かないので、動画撮影時のピントは手動になる。
スチールも動画も両方とも撮影機能に制約がなく、どちらの性能も充実しているのは、どう見てもパナソニックに軍配があがるので、友人にはそちらを薦めた。しかし問題は予算である。ボディとズームレンズのセツト価格は、ヨドバシカメラの販売価格では149800円だった。完全に予算オーバーである。
そこで友人宅に戻って価格comを調べてみた。すると最安値は100500円だった。しかし3色あるボディカラーのうちゴールドというあり得ない色のボデイーのみという条件付きだったので、もう少し価格を上げてみていくと、ブラックボディのものが101500円で見つかり、即決で購入手続きをした。
ブラックボデイと14-140ミリズームレンズ付きの販売価格が、ヨドバシカメラのそれと較べて、なんと48300円も安い。
このカメラの性能にも驚いたが、価格差にも驚いてしまった。ほぼ希望どおりの予算で購入することが出来て大満足の友人だった。
ちなみにこのカメラの場合、レンズの焦点距離は35ミリ換算では2倍になるので、28-280ミリということになる。また、オリンパスのレンズをはじめ、マウントアダプターを取り付けると、ライカのMマウントのレンズも使用できるので、ピントなどの操作はマニュアルになってしまうが、撮影の範囲がとても広いカメラであり、動画もスチールも質の良いものが期待できる製品だと思った。
リア王を観ました
- 2009.08.02 Sunday
- 映画・演劇
- 10:47
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by loft98
JUGEMテーマ:エンターテイメント
きのう新宿シアターモリエールで上演中の「リア王」を観た。私自身、はじめてのシェークスピア悲劇の観賞になるが、楓子がこの公演のオーディションを受けて、出演することになったので観に行くことにしたのだ。
事前にhonjから意外な人が出演しているので驚くと思うと知らされていたので、誰だろうと思っていたら、元ふるさときゃらばんの大ちゃんこと大川原永善さんだった。
チケツトを予約済だったので、入場整理券とともに交換にいったら、劇場の入口でばったりと会った。こんなところで何をしているのかと尋ねると、出演しているとのこと。
いざ本番の舞台が始まると、準主役級だった。彼はもともと体格が良く、声も低くて通る声なので、今回の役でも存在感溢れる演技だった。滑舌もいいので、セリフが良く聞き取れたのも良かった。
楓子は侍女の一人の役だったので、セリフは残念ながらそれほど多くはなかったが舞台にかける熱意は十分に伝わってくるものだった。
はじめての古典の作品だったので、かなり退屈するだろうなどと思っていたが、全くそんなことはなく2時間半の上演はあっという間だった。悲劇なのでテーマとしては重く、セリフのいいまわしも時代劇のような独特の言葉遣いだったが、人間の限りない欲望や裏切り、嫉妬など、愚かしい性を十分にえぐり出したこの作品は、現代社会にも通じる人間の本性を見事に描いている作品だったと思った。
ところで、今回の舞台でやはり日本人の演技だとつくづく感じたのは、闘いのシーンで剣を抜くとき、どうしても西洋人ではなく、日本の武士が時代劇で刀を抜くときのような仕草になっているように感じたのは、私だけだったろうか。
なお、今回のTYPESのシェークスピア作品は、また10月に光が丘IMAホールにて、「間違いの喜劇」の上演が決まっている。楓子も出演が決まっているので、これもまた楽しみだ。
- sponsored links
- 新型インブルエンザマスク